ダブル連結トラックの対象高速路線、東北~九州に大幅拡大

ダブル連結トラックの対象高速路線、東北~九州に大幅拡大

国交省が発表、普及促進狙う

国土交通省は8月8日、1台の運行でより多くの荷物を運べる「ダブル連結トラック」の走行可能ルートを同日から拡大すると発表した。

旧来は新東名道の海老名JCT(神奈川)~豊田東JCT(愛知)間が主要な経路に含まれていることが条件となっていたが、今後は東北道や新東名道、名神道、新名神道、中国道など主要高速道路13路線の各区間を対象に含める。東北道から九州道を経由し、岩手から福岡まで直線でつながる形となっている。国交省は長距離輸送でのダブル連結トラックの普及を後押しし、人手不足に対応していきたい考えだ。

国交省は併せて、高速道のSAやPAでダブル連結トラックの優先駐車ます(スペース)を順次整備するとともに、物流事業者の運行状況やニーズを考慮し、引き続き対象ルートの拡大を検討する。

(藤原秀行)※写真は国交省資料より引用

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