伊藤忠とブックオフが資本・業務提携発表、ファミマ店舗網活用した中古品の仕入れ強化など想定

伊藤忠とブックオフが資本・業務提携発表、ファミマ店舗網活用した中古品の仕入れ強化など想定

海外展開やデジタル化も促進

伊藤忠商事とブックオフグループホールディングス(HD)は2月18日、資本・業務提携契約を同日付で締結したと発表した。

伊藤忠がブックオフグループHD既存株主の小学館、集英社、講談社の大手出版社3社から2月26日にブックオフグループHD株式の5.01%(議決権ベース)を取得する予定。具体的な取得額は開示していない。



伊藤忠は約8%を保有して筆頭株主の中古品販売大手ハードオフコーポレーションに次ぐ第2位の大株主となる見込み。

伊藤忠はあ物価上昇などで今後も割安な中古品のニーズが見込めると想定、ブックオフグループHDとの結び付きを強めることにした。ブックオフグループHDも国内外で広範な取引先を持ち、小売業のノウハウも蓄積している伊藤忠とタッグを組み、事業基盤の強化を目指す。

海外展開や業務のデジタル化にも取り組む。

ブックオフグループは国内外で約840店舗を展開している。伊藤忠は全国約1万6400カ所に上るファミリーマート店舗網を基盤にして、実店舗とデジタルサービスを連携させた新たな顧客接点の創出を図っている。1日約1800万人の来店客数や国内最大規模となる5500万の購買データ付き広告IDを活用し、広告・メディア事業やリテール金融事業の展開を加速させている。

ファミリーマート店舗網を活用して中古品の仕入れを強化したり、店頭のデジタルサイネージ(電子看板)を使ってアピールをしたりすることなどを想定している。

(藤原秀行)※いずれも両社提供

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