最終的に三菱重工業と株主2社に移行目指す
フォークリフト大手の三菱ロジスネクストは2月19日、投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)による三菱ロジスネクストへのTOB(株式公開買い付け)が成立したと発表した。
TOBはJIPが運営しているファンドが主体となり、2月18日まで実施。議決権ベースで16.91%の応募があった。ファンドは第2位株主となる。
今後は少数株主からの強制買い取りを実施した上で、筆頭株主の三菱重工業の持ち分64.41%も三菱ロジスネクストの自社株買いを通じて取得する。
JIP側がいったん三菱ロジスネクストの全株式を押さえた上で三菱重工業が再出資し、最終的に株主がJIPと三菱重工業の2社のみになる予定。三菱ロジスネクストは東京証券取引所への上場が廃止となる。
三菱重工業は成長領域として、ガスタービンで発電するとともに排熱を使って蒸気タービンでも電気を生み出す「GTCC」(ガスタービン・コンバインドサイクル)、原子力、データセンターなどを設定しており、同領域に優先して投資していく方針。
フォークリフトは直販網の拡充などでより大きな投資が必要となっていることから、JIPの協力を得て投資資金を確保し、事業を再編することにした。三菱ロジスネクストと連携し、庫内作業の自動化などの技術開発は引き続き進める。
(藤原秀行)











