トナミHDと第一貨物傘下に収めるディー・ティーHDが資本・業務提携

トナミHDと第一貨物傘下に収めるディー・ティーHDが資本・業務提携

双方のインフラ活用し業務効率化と運営コスト削減、物流DX実現も目指す

トナミ運輸などをグループに持つトナミホールディングス(HD)と第一貨物などを傘下に収めるディー・ティー・ホールディングス(DTHD)は2月22日、資本・業務提携で合意したと発表した。

トナミ運輸と第一貨物は既に業務提携している。今後は関係をさらに強化し、双方が持つ車両や物流拠点などのインフラを相互に有効活用することで業務効率化と運営コスト削減を一段と進めたい考え。

併せて、互いが持つ運行履歴などの情報のデジタル化も推進し、物流DX(デジタルトランスフォーメーション)の実現を目指す。

トナミHDがDTHDの発行済み株式の保有比率を2月22日付で0・73%から2・61%まで引き上げた。一方、DTHDは3月中にトナミHD株式を、同社がDTHD株式に投資したのと同じ額を上限に、市場買い付けなどで取得する計画。取得額は開示していない。

(藤原秀行)

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