10億円規模想定、1社当たり最大8000万円を厳選投資
ベンチャーキャピタルのライフタイムベンチャーズ(東京)は8月13日、2号ファンドを設立したと発表した。
ファンドや個人投資家などから出資を募っており、規模は最大10億円を想定。「長く愛され、存在し続ける事業の創出」を目指し、物流や電力、製造業といった特定業界に特化したSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)などのクラウドサービスを手掛けるスタートアップ企業を対象に支援する計画。
対象はこのほか、デジタルテクノロジーを生かした医療・介護・健康関連サービス、日本を基軸とした越境通販の決済などのインバウンド・アウトバウンドサービスも含めている。
事業を本格的に始める前の「プレシード」「シード」期にあるスタートアップ企業1社当たり3000万円前後、その後の追加投資分も含めると最大8000万円を厳選して投資する計画。
2017年1月に立ち上げた1号ファンドは計9社に投資を実行した。
ライフタイムベンチャーズのロゴと木村亮介代表パートナー
投資対象となる領域※クリックで拡大(いずれもライフタイムベンチャーズ提供)
(藤原秀行)