パスコの車両位置情報と連動、出荷状況の問い合わせに迅速対応可能
東芝デジタルソリューションズは8月20日、IoT(モノのインターネット)を活用した倉庫管理効率化支援システム「LADOCsuite®/WMS」の新バージョンを同日発売したと発表した。
パスコが提供しているクラウド型動態管理システム「PLS(PASCO LocationService)」の車両位置情報と連携。配車計画に基づく車両の積み込み予定に関するデータを「PLS」の配送データと結び付けることで、従来は別々に取り扱ってきた倉庫内の出荷作業ステータスと出荷後の配送ステータスを、連続して把握できるようにした。
同社は「お客さまからの出荷状況の問い合わせに対して迅速な回答が可能となり、顧客満足度の向上につながるとともに、配送予定データの入力などの作業負担の軽減や、採取したトレース情報を基礎情報として活用し物流品質改善へつなげることができる」とアピールしている。
新バージョンは8月27、28日の両日、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれる「ロジスティクスソリューションフェア2019」に出展する予定。
新サービスの運用イメージ(東芝デジタルソリューションズプレスリリースより引用)※クリックで拡大
(藤原秀行)