「空飛ぶクルマ」のAirX、宇宙ベンチャーispace出身の岡島氏がCFO就任

「空飛ぶクルマ」のAirX、宇宙ベンチャーispace出身の岡島氏がCFO就任

IPO主導などの経験蓄積

「空飛ぶクルマ」の技術開発などを手掛けるAirXは4月9日、岡島雄氏を取締役CFO(最高財務責任者)に選任し、4月2日付で経営体制を強化したと発表した。

空飛ぶクルマは官民一体で市場形成が進む国家的プロジェクトに進化し、AirXはその実現を担う民間インフラとして、空の移動の社会実装を加速する重要なフェーズに入ったと分析している。



岡島氏は宇宙スタートアップのispaceで東京証券取引所への上場業務を含めた資本政策や財務戦略を「EVP of Global Treasurer」(グローバル財務担当の上級副社長的ポスト)の立場で主導してきた。

AirXは岡島氏をCFOとして迎え、ファイナンスを通じた事業戦略の遂行の加速を図るとともに企業価値を高め、エアモビリティ市場におけるリーディングカンパニーとしての地位確立を目指す。

AirXの新体制は、CEO(最高経営責任者)の手塚究氏がセールス本部と会社の全体を、COO(最高執行責任者)の多田大輝氏がプロダクト本部(商品企画・ポート・システム開発)を、CAO(最高管理/総務責任者)の臼倉崇弘氏がコーポレート本部(経理・人事労務・総務・法務)をそれぞれ統括する。

今回新設するファイナンス本部(財務IR・投資企画・経営戦略)を岡島氏が担い、経営陣4人の強固な体制を整えた上で事業成長をさらに加速させることを念頭に置いている。

岡島氏はispaceでExecutive Vice President of Global Treasurerとして、グローバルでの資金管理と日本法人のオペレーションの責任者を務め、財務IR・経理・法務・総務・広報を管掌し、シリーズCやIPOを含む計3回のグローバルオファリング、海外機関投資家とのエクイティプログラムの実現、大型のシンジケートローンの組成などにディールヘッドとして従事してきた。

また、三井住友銀行やSMBC日興証券でストラクチャードファイナンス(主にM&Aファイナンス)業務とECM(企業の株式を用いた資金調達を支援)業業務に従事し、高度な専門性と実践的な知見を有している。




(左から)臼倉、手塚、多田、岡島の各氏(いずれもAirX提供)

(藤原秀行)

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