冷蔵庫付きボックス活用、首都圏8カ所でスタート
クックパッドは9月17日、生鮮食品のECサービス「クックパッドマート」向け商品に関し、新たに各地域の販売者・生産者からまとめて集荷するサービスを同日始めると発表した。
冷蔵庫を備えた専用集荷ボックス「マートセルステーション」を各地に設置。ユーザーからの注文を受けた出店者が自らボックスマートセルステーション内の冷蔵庫へ商品を納めると、クックパッドマートの配送員がまとめて集荷・配送するとの流れ。
今年7月から「川崎市中央卸売市場 北部市場」「向ヶ丘農産物流通組合」で試験導入。さらに「横浜市中央卸売市場」へ導入するのに併せて共同集荷を正式に開始した。
同社は「これまで集荷が難しかった取り扱い品目数の少ない小規模な販売者・生産者も、初期費用・固定費用無料でクックパッドマートに出店することが可能になる」とメリットを強調している。
上記の3カ所に加え、「築地場外市場 築地魚河岸」「東京都中央卸売市場 大田市場」なども活用を予定しており、当初は全8カ所でスタートする。
共同集荷の概要※クリックで拡大
横浜市中央卸売市場内に置かれたマートセルステーション(いずれもクックパッド提供)
(藤原秀行)