誘導用テープなど不要、自ら庫内最適ルートを計算
産業機械・機器商社のアルテックは10月17日、海外製の自律走行フォーク型搬送ロボット2種類の取り扱いを開始したと発表した。
スイスのストックリン製「EAGLE-ANT(イーグル・アント)」と、オランダのF3デザイン製「Nipper(ニッパー)」。障害物を自動認識するレーザースキャナーなどを搭載し、安全走行できるよう配慮。2種類ともに誘導用の磁気テープやワイヤーなどを用いず、自分で庫内の最適ルートを計算して移動できるのが特徴。
最大積載重量はイーグル・アントの高さが低いタイプが1600キログラム、より高いタイプは1200キログラム。ニッパーは1000キログラムとなっている。パレットはユーロパレットタイプのような底板が付いていないもののみ搬送可能。
「イーグル・アント」(右)と「ニッパー」(アルテックプレスリリースより引用)※クリックで拡大
「イーグル・アント」のデモ映像
(藤原秀行)