DREAMが米国で私募リート組成、主要都市の賃貸住宅や物流施設が投資対象

DREAMが米国で私募リート組成、主要都市の賃貸住宅や物流施設が投資対象

日系不動産運用会社初、5年で資産規模1600億円目指す

三菱商事傘下で国内の私募リート運用を手掛けるダイヤモンド・リアルティ・マネジメント(DREAM)は11月19日、米国の物流施設などの不動産に投資する新たな私募リート「DREAM US プライベートリート」を組成したと発表した。

運用期間が無期限で、アセットマネジメント(AM)会社が不動産の追加投資判断を担う「ブラインドプール型オープンエンドファンド」として立ち上げており、日本の機関投資家らが対象。日系の不動産運用会社が米国の不動産に絞り込んだ私募リートを立ち上げるのは初めてという。

米中貿易摩擦などで世界的に景気減速が懸念されているものの、米国の不動産市場は引き続き安定したリターンを見込めると判断。米国の主要都市に存在している賃貸住宅や物流施設をメーンの投資対象に設定している。物件のAMと取得の両業務は北米三菱商事が出資している不動産運用会社「ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント・アメリカ」(DRM)が手掛ける。

第1弾として、シカゴとアトランタ、ダラスの賃貸住宅3物件を総資産約3億ドル(約330億円)で運用をスタート。5年以内に総額15億ドル(約1600億円)まで拡大させることを目指す。この3物件はいずれも北米三菱商事が100%出資している不動産投資会社ダイヤモンド・リアルティ・インベストメンツ(DRI)が開発した。今後もDRIが物件の有力な供給元となる見込み。

DREAMとDRM、DRIがタッグを組んでファンドを適正に運用、資産規模を着実に増やしていきたい考えだ。物流施設もeコマースの隆盛などで開発需要が続くと予想している。

(藤原秀行)

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