ニッコングループ、長尺・重量物混載を20年4月から本格展開へ

ニッコングループ、長尺・重量物混載を20年4月から本格展開へ

黒岩社長、22年度に売上高125億円の目標堅持

ニッコンホールディングスの黒岩正勝社長は11月21日、東京都内で開いた2019年度第2四半期決算説明会で、傘下の日本梱包運輸倉庫が新事業として準備を進めている長尺・重量物の小口混載輸送に関し、今年12月にテスト運用を始めて問題点の検証などを進めた上で、2020年4月から本格的な展開を目指す意向を明らかにした。

長尺・重量物の小口混載は主力の自動車関連以外の輸送取り扱い拡大を図るため、今年4月に日梱内に新輸送営業部を創設した。長尺・重量物はトラックドライバー不足などを受けて、特積み事業者が敬遠する動きが出ており、日梱が全国に配置している拠点や輸送網を活用し、住宅業界などの物流需要取り込みを図る。

黒岩社長は新事業について「従来の住宅関係や新規のお客さまがお困りになっているとの話をずいぶん聞くので(事業を)拡大していく」と説明。20年度(21年3月期)から3年間の次期中期経営計画期間中、合計で設備投資に62億円を投じ、2台を連結した21メートルや23メートルのフルトレーラーなどを整備する方針をあらためて表明した。併せて、22年度(23年3月期)の目標として、従来通り売上高125億円、営業利益率は8%を目指す姿勢を強調した。

集荷配送にはHV(ハイブリッド車)やEV(電気自動車)の車両を積極的に導入。長距離の幹線輸送はフルトレーラーを生かして輸送効率を高めるとともに、途中での乗り継ぎ運行も実施し、ドライバーが過労に陥らないよう配慮する。

また、倉庫作業の安全確保と省人化のため、移動式ラックや追従ロボットなどの導入を積極的に推進している実情を説明。RFIDや無人リフトなども用いる計画を表明した。


決算説明会に出席した黒岩社長

(藤原秀行)

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