冷凍・冷蔵対応、ICT機器キッティングなども可能に
日本通運は11月28日、川崎市に新たな物流拠点「横浜支店 溝ノ口物流センター事業所D棟」を開設したと発表した。今月7日に完成記念式典を行った。
地上3階建て(事務所併設)、延べ床面積は2万9527平方メートル。大消費地の東京都心部と横浜、川崎の中心エリアに位置しており、東京港・横浜港や羽田空港へのアクセスにも利点を持つ。
同社は住宅建材やオフィス什器、食品などバラエティーに富んだ商材を取り扱う予定。「ICT機器のライフサイクルで必要な全国規模の展開業務(ICT機器の入れ替えなど)やキッティング業務(PCのセットアップ)、保守業務など各社のニーズに応じたワンストップで高品質なサービスが提供可能」とアピールしている。
1、2階には大・中型車が80台接車可能なトラックバースを設置。さらに、1階には冷凍庫と冷蔵庫をそれぞれ2室ずつ備え、温度管理が必要な食品・高機能工業品にも対応できるよう配慮している。
新拠点の外観(日本通運プレスリリースより引用)
(藤原秀行)