バッテリー容量やモーター出力増強、燃費1割改善
日野自動車は9月26日、2018年夏の発売を予定している大型ハイブリッドトラック「日野プロフィア ハイブリッド」に関し、新世代のハイブリッドシステムを活用した電動冷凍車「日野プロフィア COOL Hybrid」を設定すると発表した。
現行モデルよりバッテリー容量やモーター出力を増強し、冷凍性能を向上。社内試験で燃費を約1割改善することに成功した。
大型トラック用に開発したハイブリッドシステムを駆使することで、エンジンを止めた後も冷凍機を動かす電力の供給を約2時間可能にしたほか、予冷時間を約90分短縮できたという。電動冷凍機はデンソーと三菱重工業が手掛ける。
(藤原秀行)
電動冷凍車「日野プロフィア COOL Hybrid」(日野自動車提供)