AGVの開発力強化狙う
日本電産は12月4日、子会社の日本電産モータを通じ、米国でモーターを制御する超低電圧ドライブの設計・開発・販売を手掛けるロボテック社の株式90%を取得して買収、子会社化したと発表した。買収額は開示していない。
ロボテックの2019年12月期の売上高は前期比3割増の940万ドル(約10億1500万円)を見込む。
超低電圧ドライブはAGV(無人搬送車)に用いられる。日本電産もAGVのサーボモーターなどの部品製造を担っており、ロボテックの技術を取り入れてAGV部品の開発力を高めたい考え。
(藤原秀行)