【動画】「産業ロボで世界2位市場の日本は非常に重要」、幅広い業種にアームロボソリューション提供へ

【動画】「産業ロボで世界2位市場の日本は非常に重要」、幅広い業種にアームロボソリューション提供へ

デンマークのオンロボットCEO、アジアで業容拡大に意欲

産業用アーム型ロボットの先端に取り付けるグリッパー(物をつかむ部分)などの開発・製造を手掛けるデンマークのOnRobot(オンロボット)の経営トップらが12月18日、「2019国際ロボット展」が開催されている東京・有明の東京ビッグサイトで記者会見し、日本を含むアジアでの事業展開の方針などを説明した。

エンリコ・クログ・アイベルセンCEO(最高経営責任者)は「日本は中国に次いで世界2位の産業ロボット市場規模を持ち、非常に重要なマーケットになる」と展望。日本を含むアジアで業容拡大を図る考えを強調した。また、特定の業種にこだわらず、幅広い業界の生産性向上に寄与していく意向を示した。


会見するアイベルセンCEO

オンロボットは同日、ユニバーサルロボットや川崎重工業、ファナック、安川電機、不二越など主要8メーカーのロボットアームを同一のプログラムで一体的に管理できる統合インターフェース「ワンシステムソリューション」を開発したと発表。併せて、本体の重さは814グラムとコンパクトサイズながら積載可能量は15キログラムを備えた電動真空グリッパー「VGC10」も公表した。


「VGC10」のラインアップ(オンロボット提供)


2つのグリッパーが作動する「デュアルグリッパー」タイプ

アイベルセンCEOは、オンロボットが掲げるビジョンとして「協働アプリケーションのグローバルリーダー」を目指していると説明。「今まではロボットアーム自体に注目が集まっていたが、最近は(アームに取り付ける)グリップやセンサーも関心を呼んでいる。今後はロボットをどこに配置し、どのように多くのタスクを処理していくかに焦点が当てられるようになる」と指摘し、同社が注力している、ロボットアームの性能を高める協働アプリケーションの重要性を訴えた。

会見に同席したアジア太平洋地域のジェームス・テイラー・ジェネラルマネージャーは「アジアの上位6市場は世界市場全体の7割を占める世界最大の産業ロボット市場」と解説。日本や中国、韓国、オーストラリア、シンガポールに拠点を置き、地域のパートナー企業と連携して拡販に努める方針を明らかにした。

日本法人の鈴木孝カントリーセールスマネージャーは「企業規模にもこだわらず、お客さまに最適なソリューションをご提供していきたい」と語った。2019国際ロボット展にも各種製品を出展している。


会見に臨む(右から)アイベルセンCEO、テイラー氏、鈴木氏

(藤原秀行)

月刊ロジスティクス・ビジネス

CTA-IMAGE ロジスティクスの実務家たちのニーズに応える“濃い”情報が本誌の売りです。本誌は書店では販売しておりません。1年12冊20,400円、1ヶ月当たり1,700円で、弊社があなたのお手元に直接お届けします。バックナンバーを無料で公開していますので、その価値をご判断下さい

テクノロジー/製品カテゴリの最新記事