トヨタファイナンス、住友三井オートサービスと3社合弁で
日野自動車は9月28日、 トヨタファイナンスならびに住友三井オートサービスと商用トラック・バスのファイナンス・リース会社「MOBILOTS」(モビロッツ)を設立することで合意したと発表した。
トヨタファイナンスと住友三井オートサービスがそれぞれ行っている商用車のファイナンス・リース事業を新会社に集約し、2019年2月の設立を予定している。
資本金は150億円。出資比率はトヨタファイナンス50.1%、住友三井オートサービス33.4%、日野16.5%。
3社は自動運転やコネクティッドといった新技術の開発・普及に伴い、商用車を取り巻く環境は「所有」から「利用」へのシフトが進み新たな使い方のニーズが高まってくると予想。
新会社ではトヨタファイナンスの販売金融会社として培ったノウハウと資金調達力、住友三井オートサービスのファイナンス・リースにおける高い専門性とマルチブランドを取り扱う提案力、日野の車両開発・技術力・販売・整備を通じたユーザーとのつながりを組み合わせる。
これまでのファイナンス・リースの提供に加えコネクティッドなどの技術を活用し、商用車ユーザーの多様化するニーズや課題にきめ細かく対応していく方針。
(鳥羽俊一)
新会社の企業ロゴ(日野自動車ウェブサイトより)