トラックと荷物のマッチングなど展開、物流効率化やコスト削減に貢献目指す
豊田通商は2月4日、ケニアを中心とした東アフリカで物流デジタルプラットフォームサービスを手掛けるスタートアップ企業のセンディに、同社グループ全体で760万ドル(約8億3600万円)を出資すると発表した。
センディはデジタルプラットフォームを活用し、トラックと荷物のマッチングを担っている。貨物の配送・納品状況をリアルタイムで追跡することも可能。迅速かつ適切なマッチングや貨物追跡を行うことでアフリカの物流効率化やコスト削減、透明性向上への貢献を目指している。
豊田通商は2019年8月に横浜市で開かれた第7回アフリカ開発会議(TICAD7)で、センディとMOU(覚書)を締結していた。今後は同社の事業拡大と海外展開を支援する。
(藤原秀行)