大和ハウス工業、福岡空港近隣に3・2万平方メートルのマルチテナント型物流施設建設へ

大和ハウス工業、福岡空港近隣に3・2万平方メートルのマルチテナント型物流施設建設へ

21年6月末完成予定、同県内5棟目

大和ハウス工業は3月6日、福岡県志免町の亀山工業団地で新たなマルチテナント型物流施設「(仮称)DPL福岡空港北」の建設工事を同27日に始めると発表した。

地上4階建て、延べ床面積3万1767平方メートル、賃貸面積は2万8166平方メートルを計画。最大4テナントの入居が可能な設計とする。大和ハウスがこれまで手掛けてきた次世代物流センター管理システムなどの先端技術を取り入れる予定。完成は2021年6月末を見込む。

同社は福岡県でこれまでに4棟、総延べ床面積約21万平方メートルの開発を手掛けており、今回が5棟目となる。これまでの4棟は全て満床稼働しているという。

新施設は福岡都市高速の空港通出入口から約3・9キロメートル、九州道の福岡ICから約5・6キロメートルに位置。JRの博多駅や福岡空港、博多港まで約30分圏内と物流インフラへのアクセスに強みを持つ。


「(仮称)DPL福岡空港北」の完成イメージ


所在地※クリックで拡大(いずれも大和ハウス工業提供)

(藤原秀行)

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