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野村不動産、自社ブランド初の危険物倉庫併設型物流施設が完成

野村不動産、自社ブランド初の危険物倉庫併設型物流施設が完成

9・6万平方メートル、アサヒロジなど入居し満床稼働

野村不動産は3月13日、神奈川県愛川町で開発を進めてきたマルチテナント型物流施設「Landport(ランドポート)厚木愛川町」の竣工式を現地で開催した。

新施設は地上6階建て、延べ床面積約9万5600平方メートル。同社の独自ブランドを冠した物流施設としては18棟目の完成案件となる。


「Landport厚木愛川町」の全景

圏央道の相模原愛川ICから約3・6キロメートルの工業団地内の一角に位置。日本国土開発の研究所跡地に建設しており、野村不動産と日本国土開発が共同事業として開発を推進した。

ランドポートブランドの物流施設としては初めて、敷地内に危険物倉庫を併設。延べ床面積約750平方メートルの平屋建てで4区画の保管スペースを備え、多様な物流ニーズに対応できるよう配慮した。物流施設はアサヒロジをはじめ複数の物流企業などの入居が確定しており、満床での稼働開始となる。危険物倉庫も既に全てのスペースで契約済みという。

テナントの機械化・省力化ニーズを受け、ロボットやマテハン設備導入に耐えられる電気容量を確保。他にも内陸部の強固な地盤のエリアに立地していることに加えて建物自体も免震構造を採用。非常用自家発電設備を取り入れるなど、BCP(事業継続計画)対応に注力している。


天井高6・5メートルを確保した1階フロア


トラックバースの下に掘り込みを設け、ウイング車に対応


ダブルランプウェーで6階までアクセス可能(写真は6階のバース)


1階と6階に明るい雰囲気のカフェテリアを設置(写真は6階)


危険物倉庫が施設の手前に隣接し(写真左・全景)、4区画の保管スペースを確保※クリックで拡大

竣工式で野村不動産の問田和宏常務執行役員都市創造事業本部長は危険物倉庫を併設していることなどのメリットを紹介した上で「テナント企業の皆さま方の円滑なオペレーションの立ち上げへ引き続き尽力してまいりたい」とあいさつした。

同社は3月に東京・青梅市でテナント特有のオペレーションに配慮した独自設計の「カテゴリーマルチ」型物流施設「Landport青梅Ⅱ」の工事が完了。月内にはさらに千葉県習志野市で開発を手掛けてきた「Landport習志野」も完成する見込みで、積極的な開発姿勢が目立つ。

関連記事:【動画】野村不動産、東京・青梅でテナント特有のオペレーションに配慮した「カテゴリーマルチ」物流施設が完成


施設内で開催した神事


あいさつする問田氏

(藤原秀行)

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