一部は制限・遅延の可能性残る、近鉄エクスプレスはマレーシアとスリランカを縮小
日本通運は3月23日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で営業の停止などを迫られていた中国国内の拠点に関し、武漢を含む全てで営業を再開したと発表した。
同社は「一部拠点において関連政府の指導により出勤に制限があること、現地関連省庁、協力会社などの稼働状況および交通インフラの開通状況により、業務が一部制限または遅延となる可能性がある」と注意喚起している。
一方、近鉄エクスプレスは同日、営業を一部縮小する海外拠点として、新たにマレーシアとスリランカを追加したと発表した。現状は中国の武漢、長沙や米国のニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、イタリア全域などで同様の措置を続けている。
(藤原秀行)