【新型ウイルス】横浜税関の50代女性職員が感染判明

【新型ウイルス】横浜税関の50代女性職員が感染判明

3月17日帰宅後に倦怠感やせき発症

横浜税関は3月29日、横浜市在住の50代の女性職員が新型コロナウイルスに感染していることが同28日に判明したと発表した。

同税関によると、女性は同市内の山下分庁舎で輸出入貨物の通関業務を担当する部門に所属している。内部事務が基本で、輸出入業者らと接する業務には就いていないという。

今月17日、勤務が終了して自宅へ帰宅した後に倦怠感、せきなどの症状が出たため、18日以降は自宅療養していた。発症前にはマスクを着用して勤務していた。2月16~24日に私事でオーストラリアを訪問したが、帰国後14日間は発熱やせきなどはなかったという。現在は軽症。

山下分庁舎では既に女性が働いていたエリアと輸出入事業者らが来庁するエリアで消毒を済ませた。女性との濃厚接触が疑われる職員はいないと保健所が説明しているが、大事を取って周囲の職員には自宅待機を指示している。

(藤原秀行)

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