配達と緊急渉外の担当2人が新たに判明、郵便物やゆうパック3万1000件が未配達
※本日午前に配信した記事の内容を差し替えました
日本郵便は4月10日、福島県二本松市の二本松郵便局で、新たに社員2人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。
配達担当が1人と金融渉外担当が1人。同郵便局の感染者は4月7日以降、トータルで7人に上った。同社によれば、感染者は20~50代の全員男性で、このうち1人が配達を担当していた。現在全業務を停止し、社員全員に自宅待機を指示している。同郵便局で郵便物やゆうパック約3万1000件が配達されず、保管されたままになっているという。
福島県は同郵便局がクラスター(感染者集団)に相当するとの認識を示し、同郵便局に勤務する日本郵便社員122人と家族全員を健康観察の対象にしている。
(藤原秀行)