5月に実証実験開始、個々のドライバーに眠くなりやすい時間帯指摘など最適アドバイス提供
先端技術で睡眠改善を支援するニューロスペースは4月13日、日野自動車と共同で、ドライバーの睡眠改善を支援するスマートフォン向けアプリを共同開発すると発表した。
5月に日野自動車子会社のNEXT Logistics Japangistics Japan(NLJ)」とパートナー企業が実証実験をスタートする。夜間の長時間走行などで寝不足といった問題を抱えやすいトラックドライバーの睡眠の質を向上させ、労働環境改善と事故防止を図る。
アプリは腕時計型の睡眠計測デバイスで取得したデータを、ニューロスペースが蓄積してきた睡眠改善ノウハウに基づいて分析、個々のドライバーに適した睡眠アドバイスを提供する。具体的には、眠くなりやすい時間帯を通知して仮眠などの行動を促したり、休日の起床時間を推奨したり、適切な睡眠につながる運動のタイミングや日光の浴び方を提示したりすることを想定。勤務シフトの切り替えなどにも言及する予定。
ニューロスペースの睡眠解析イメージ(いずれもニューロスペース提供、クリックで拡大)
(藤原秀行)