ソニーから独立のパソコンメーカーVAIO、ドローン事業の子会社設立

ソニーから独立のパソコンメーカーVAIO、ドローン事業の子会社設立

物流やインフラ転換など最適な高機能機体の開発目指す

パソコンメーカーのVAIO(長野県安曇野市)は4月9日、ドローン(無人飛行機)の産業利用普及促進のため、新会社「VFR」を3月12日付で設立、同日営業を開始したと発表した。

VAIOは2014年、ソニーから独立して以降、パソコンのほか電子機器の受託製造(EMS)にも注力。EMSの一環としてドローン製造も手掛けている。パソコン製造を通じて蓄積してきたコンピューターやロボティクスに関する技術を活用、物流やインフラ転換など多様な分野ごとに最適な高機能ドローンの開発を目指す。

VFRの社長にはレノボ・ジャパンやNECパーソナルコンピューターの社長を経て現在はVAIOのCINO(チーフ・イノベーション・オフィサー、最高情報責任者)を務める留目真伸氏が就任した。


VFRのイメージ(VAIO提供)

(藤原秀行)

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