コロナ拡大で通販需要拡大に対応、導入まで最短2週間程度
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クックパッドは4月21日、生鮮食品のECサイト「クックパッドマート」の商品を受け取る専用宅配ボックス「マートステーション」を、対象エリアにある総戸数100以上の新築・既存の集合住宅に原則無償で提供する取り組みを開始したと発表した。
マートステーションの配置対象地域は東京23区と一部の市、神奈川、埼玉の一部。新型コロナウイルスの感染拡大の影響でインターネット通販の利用が拡大しているのに対応する。今週末から、導入を検討するマンションの管理組合・管理組合向けにオンライン経由の説明会をスタートする。導入までは最短2週間程度という。
マートステーションは冷蔵庫型の宅配ボックスで、導入に際しては電源タップさえあればどこでも設置可能で、追加の工事は不要。利用時は購入者にのみ配布されるQRコードを使って開錠するなど、セキュリティー確保にも配慮している。居住者のみが使えるように設定することもできる。
QRコードで開錠(いずれもクックパッド提供)※クリックで拡大
(藤原秀行)