整備や運行支援、販売などの面でも協力視野
日野自動車は4月23日、中国のEV(電気自動車)大手、比亜迪股份有限公司(BYD)とトラックなどの商用EV開発に関する戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表した。
双方の技術やノウハウを組み合わせ、早期のEVトラック・バスの実用化を図る。開発に加え、整備や運行支援、販売などの面でも協力していくことを視野に入れている。
日野は2018年、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)傘下でトラック・バスの製造を手掛けるトレイトンと提携し、EVトラックの開発などに取り組んでいる。新たにBYDともタッグを組み、小型EVトラックで先行している三菱ふそうトラック・バスに対抗したい考え。
(藤原秀行)