物流センターの人員強化や外部倉庫活用し安定供給確保
西友は4月24日、新型コロナウイルスの感染が拡大している中でも、営業を継続していくため、総額13億円を投資する計画を発表した。
政府の緊急事態宣言後の生鮮食品などの急速な需要の高まりに対応するため、サプライチェーンの基盤拡充へ物流センターの人員強化や外部倉庫の活用を開始。安定的に商品を供給できるよう努める。
併せて、3月から約3000人規模の緊急採用を実施。勤務先が閉鎖になったり、入社できなくなったりした人への応募を呼び掛けている。
他にも、現場の全アソシエイト(従業員)3万3500人にボーナスを支給。店内の安全強化へレジを担当するアソシエイトのマスクやゴーグル、手袋の着用、対面レジへの透明シールド設置、消毒液の店頭配置なども実施する。
これまでにも活動をサポートしてきた認定NPO法人のセカンドハーベスト・ジャパンとフローレンスへの緊急支援を行い、生活困窮者への支援を後押しする。
(藤原秀行)※ロゴマークはウォルマートジャパン・西友のウェブサイトより引用