プロロジスリート、業績への影響は判明次第報告と説明
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Jリートの日本プロロジスリート投資法人の資産運用を担うプロロジス・リート・マネジメントは5月5日、同投資法人が保有している宮城県岩沼市の物流施設「プロロジスパーク岩沼1」の火災に関する現状報告を開示した。この中で、消火活動に当たったあぶくま消防本部消防長が同4日の午後4時に制圧したと発表したことを紹介した。
プロロジス・リート・マネジメントは消火活動に当たっている関係者に謝意を伝えた上で、現場の状況を踏まえれば同施設は全焼したと考えられると説明。鎮火後に消防や警察による出火原因や被害状況の調査が始まるとの予定を伝えるとともに、現時点で人的被害は確認されていないことを強調した。
同施設火災による被害については「本物件には火災・利益保険が付保されているが、その補償範囲や保険金の支払い時期などについては、確定には相応の時間がかかる見込み。出火原因および被害状況の調査結果、当該火災による本投資法人の業績への影響などについては、判明次第あらためてご報告する」と言及している。
「プロロジスパーク岩沼Ⅰ」の航空写真(日本プロロジスリート投資法人ウェブサイトより引用)※クリックで拡大
(藤原秀行)