Hacobu、パレットやかご台車などの現在地把握サービスを開始

Hacobu、パレットやかご台車などの現在地把握サービスを開始

移動軌跡を地図上で確認、紛失や滞留防ぐ

Hacobuは5月11日、パレットやかご台車などの流通資材の現在地をリアルタイムで把握できるIoT(モノのインターネット)サービス「MOVO Seek(ムーボシーク)」の提供を始めたと発表した。

パレットやかご台車に専用の端末を取り付けることで移動した軌跡も地図上で把握できるため、紛失を防げるほか、流通資材が特定の拠点に集中しないようにするなど効率的な運用にもつなげられる。新サービスはフランスのシグフォックスが開発した省電力・低コストの長距離通信技術「Sigfox(シグフォックス)」を活用している。

東京都内の小売業の物流センターで実証実験を行い、かご台車にサンプリング形式で端末を取り付けた結果、1カ月で7%のかご台車紛失を把握することができたという。シグフォックスを使った位置情報測位に関しては特許を出願済み。


サービスのイメージ(Hacobu提供)※クリックで拡大

(藤原秀行)

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