新潟は6月に稼働開始
C&Fロジホールディングスは5月22日に公表した2019年度決算説明資料の中で、既に発表していた全国7カ所での物流拠点開発計画の進捗状況を報告した。
19年5月に公表した新中期経営計画に盛り込んだ内容に比べ、傘下のヒューテックノオリンの「中部支店第三センター」(愛知、延べ床面積1万165平方メートル)と名糖運輸の「新岡山物流センター」(岡山、非開示)はともに完成予定時期が従来の20年度から21年度に変更となった。
中部支店第三センターは既存センターの隣接地に増設棟を建てる計画で、投資予定額も29億円から36億円に修正した。
このほか、名糖運輸の「新潟物流センター」(新潟、2596平方メートル)は今年4月に完成し、6月に稼働開始予定と説明。コンビニエンスストア物流の将来的な業容拡大への対応も視野に入れている。「新埼玉物流センター」(埼玉、1万2072平方メートル)は既存の基幹センターが狭隘化したのを受け、大型の代替施設を建てるもので、造成に入っており、21年度に引き渡し・稼働を見込む。
ヒューテックノオリンの「蓮田物流センター」(埼玉、1万2682平方メートル)は工事に入っており、20年度に引き渡し・稼働を予定している。
ヒューテックノオリンと名糖運輸がそれぞれ大阪で準備しているセンターはともに22年度以降の完成予定を据え置いている。
「中部支店第三センター」の建設予定地。奥が既存棟(C&Fロジホールディングス開示資料より引用)
(藤原秀行)