衣料品など受け渡しに活用、コロナ拡大受けリスク抑制
宅配ロッカーを手掛けるフルタイムシステム(東京)は、医療機関や入院患者らを支援するため、6月から衣料品などの受け渡し専用ロッカーを無償で提供するサービスを開始した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、コロナではない病気で入院している患者と家族らの間でも接触が制限されているため、感染のリスクを抑えるのが狙い。医師や看護師の負担を軽減する思惑もある。
ロッカーは住宅向けに提供しているもので、屋外でも利用可能なタイプ。10セットを6カ月間無償で貸し出す予定。対象は東京都内の病院とし、設置や撤去の費用もフルタイムシステムが負担する。受付は6月23日まで。
ロッカーのイメージ
利用の流れ※クリックで拡大(いずれもフルタイムシステムウェブサイトより引用)
(藤原秀行)