ダイワコーポレーション、埼玉地盤の小山企業と共同配送を展開へ

ダイワコーポレーション、埼玉地盤の小山企業と共同配送を展開へ

川崎・東扇島の拠点ベースに連携強化

ダイワコーポレーションは6月9日、埼玉を地盤とする物流企業の小山企業(埼玉県戸田市)と共同配送を展開すると発表した。

ダイワが川崎市の東扇島エリアに構えている「川崎第2営業所」内に、小山企業が埼玉県外では初めてとなる拠点「川崎サービスセンター」をオープン。同社グループで配送業務を担っているルートケーツー(同)も「神奈川営業所」を開いた。

小山企業はダイワの営業所内に拠点を設けることで、東京西部や神奈川をカバーし、物流サービスのレベル向上を図る考え。ルートケーツーは首都圏の大規模商業施設や路面店への納品業務を日々展開している。

ダイワはこれまでにも小山企業と相互の交流会や勉強会などを通じて連携してきたが、さらに結び付きを強化し、川崎市の拠点をベースに共同配送を実現、トラックの積載率向上とコスト抑制、厳格化される納品条件への対応とサービス品質アップを目指す。

小山企業は1965年創設。埼玉県内の9カ所で物流拠点を運営しており、川崎市が10カ所目となる。


「川崎第2営業所」の外観


ダイワコーポレーションの曽根和光社長(右)と小山企業の小山嘉一郎代表取締役(いずれもダイワコーポレーション提供)

(藤原秀行)

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