最大3カ所でまとめ買い可能、提供は8社・2954店舗に拡大予定
CBcloudは6月17日、配送ドライバーが買い物を代行する新サービス「PickGo 買い物代行」に関し、新たにドラッグストア4社と東急ハンズが利用を開始したと発表した。
トータルで8社、対象店舗は合計2954に達した。今回追加の5社の商品情報が6月17日から順次、買い物代行のアプリに掲載される。今後も全国の企業や小売店舗と連携を拡大していく方針。
今回追加したドラッグストア4社は「ドラッグコスモス」を展開しているコスモス薬品(開始予定7月初旬)、サンドラッグ(6月下旬)、スギ薬局(同)、中部エリアで「V・drug(ドラッグ)」を運営している中部薬品(同)。東急ハンズは6月17日からスタートしている。
買い物代行はトラックと軽貨物をマッチングする「PickGo」に加盟しているドライバーが、配送業務の合い間に、アプリを通じて申し込みのあった商品の買い物を24時間体制で代行、指定先に届ける仕組み。
代行料金は1件当たり税込み550円から。購入する店舗は1回につき最大3カ所まで指定できるため、スーパーとドラッグストアのまとめ買いにも対応可能。家電や家具といった大型の商品も対象としている。
新型コロナウイルスの感染拡大で気軽に買い物するのが難しくなっている状況を踏まえ、PickGoのドライバーがサポートする。BtoBの荷物減少が懸念される中、買い物代行の需要を開拓し、登録ドライバーの経営を支援する狙いもある。既にスープストックトーキョー、DCMホールディングス、花キューピットが買い物代行を利用している。
(藤原秀行)