全ト協調査、一般が0・2%減
全日本トラック協会は6月22日、2019年度版のトラック運送事業の賃金・労働時間などの実態調査結果を公表した。
全職種ベースで1人当たりの1カ月平均賃金が特積み貨物運送事業者は前年比2・6%増の33万7000円、一般貨物自動車運送事業者が1・4%減の32万4400円だった。
1カ月平均した賞与を加えたベースでは特積みが6・4%増の39万7600円、一般が0・2%減の36万8400円となった。
圧倒的に多い男性の運転者に絞ると、特積みは1カ月平均賃金が4・0%増の35万5800円、賞与平均額を加えると7・4%増の41万5100円。一般はそれぞれ0・8%減の33万5700円、0・5%増の39万5200円に上った。
調査は19年5~7月の給与額などを、同年11~12月に実施。特積み47社、一般586社の計633社(調査対象の25・5%)から有効回答を得た。
(藤原秀行)
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