渋滞や人通りなど考慮、安全性や効率性高い配送計画可能に
AI(人工知能)を活用したラストワンマイルの配送経路最適化サービス「Loogia(ルージア)」を手掛けるスタートアップ企業、オプティマインド(名古屋市)は6月24日、新たにユーザーが指定した道を避けて経路を作成する機能の提供を開始すると発表した。
渋滞しやすい道や人通りが多い道を避けるといった活用が可能になり、より安全性や効率性の高い配送計画の立案につながるとみている。平日のみ通行するのを避けるといった設定にも対応できる。
ルージアは2018年9月にサービス提供をスタート。走行時間だけでなく、配送先の時間指定や道路事情など30以上の制約条件を考慮して最適なルートを自動計算するほか、AIが実際にトラックの走行した経路のビッグデータを学習、精度を自ら高めているのが特徴。日本郵便が採用するなど納入実績を重ねている。
通りたくない道を避ける機能のイメージ(オプティマインド プレスリリースより引用)※クリックで拡大
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(藤原秀行)