センサーやカメラなど搭載、背負えば周囲の情報を取得
ZMPは7月1日、自動運転用地図を作成するシステム「RoboMap(ロボマップ)」を開発したと発表した。
赤外線光を投影し周囲の距離や形状を計測する3D-LiDARセンサーやカメラなどを搭載した専用バックパックとソフトウエア、各種ロボットを効率的に運用するクラウドベースのシステムで構成。地図作成者がバックパックを背負い、スマートフォンでスタートボタンを押せば周辺の地図データを自動的に取得する。
狭い空間や低い場所のデータを集めることも可能で、1キロメートルのルートは15分程度で情報を取得できるという。
公道(歩道)や施設・フロア、エレベーター内を走行するロボットに特化して地図を迅速に作成できるようにし、自動走行ロボットの普及を後押ししたい考え。
「RoboMap」(ZMPプレスリリースより引用)
(藤原秀行)