2次配送拠点から混載、長尺物・重量物対応し工事現場や工務店へ納品
大和物流は7月3日、建材や設備機器などの中ロット貨物の共同配送サービスを始めたと発表した。
路線会社から重量物の輸送を拒否されたり、運賃割増を要求されたりするとの声が物流業界などから出ているのを踏まえ、長尺物や重量物、異形物などを同社が引き受け、混載してルート配送し、全国の工事現場や工務店へ共同納品する。
大和ハウス工業グループの物流子会社として建材などの物流効率化に取り組んできたノウハウを生かし、物流需要の着実な取り込みを図る。建材業界の物流効率化へ一層貢献していきたい考えだ。
平ボディー車のほか、クレーン付き車などを使用。大和物流の2次配送拠点までは荷主に荷物を持ち込むなどしてもらい、2次配送拠点で積み合わせや検品、梱包、在庫管理、配車などの調整まで担う。時間・車種指定を希望する場合は1車貸し切り(車建て)となる。
サービスの流れ(いずれも大和物流ウェブサイトより引用)※クリックで拡大
(藤原秀行)