配達日や場所指定可能な配送サービスなど提供、出荷効率化も実現
UPSは7月7日、貿易や越境EC支援を手掛けるグローバルブランド(名古屋市)と連携し、中小企業の越境EC拡大をサポートすると発表した。アマゾンやイーベイなど海外の有力ショッピングサイトで商品を販売できるよう後押しする。
独自開発した越境EC出荷システム「Shipper Maker」を活用し、UPSが世界中に展開している輸送ネットワークやロジスティクスの専門知識とグローバルブランドが蓄積してきた海外のショッピングモールでの販売展開などのノウハウを組み合わせて、出荷の効率化などを実現する。
中小のEC事業者らは、UPSのドア・ツー・ドアの一貫輸送サービスに加え、商品を購入した消費者が配達日や場所を指定できる「UPS My Choice」などの付加価値サービスも使える。
両社は今後、展示会やウェビナーなどのイベントを共同で展開し、越境EC支援のアピールにも注力していく構えだ。
(藤原秀行)※写真はイメージ・UPS提供