ウエアラブルスキャナーなど新技術を導入
日立物流は10月23日、マレーシア・ヌグリスンビラン州のニライ工業団地内に冷凍・冷蔵倉庫「ニライ チルドセンター」を開設し、同20日に開所式を行ったと発表した。11月1日より稼働を開始する。
施設規模は鉄骨造平屋建て(事務所棟エリアのみ2階建て)、延べ床面積約7,500平方メートル(冷凍:600平方メートル、冷蔵:4500平方メートル、事務所ほか:2,300平方メートル)。空調設備、保冷庫(冷凍:マイナス25度、冷蔵:0~15度)、自家発電機、ペストコントロール、ドックシェルター24カ所、配送管理システム、指紋認証ロック、24時間有人セキュリティー、監視カメラ56台を備える。
また、指に装着するウエアラブルスキャナーによって作業のハンズフリー化を図るほか、配送管理システムを導入するなど新技術を活用しながら安全・安心で高品質な物流サービスを提供していく。
(鳥羽俊一)
画像は日立物流ウェブサイトより