昼間は物流車両など除き1000円上乗せ、夜間5割引きで渋滞緩和狙う
国土交通省は7月17日、2021年の東京オリンピック・パラリンピック開催時に都心部の渋滞を緩和し、選手ら関係者の輸送を円滑に行うため、首都高速道路の通行料金変動制を21年に導入することを許可した。
変動料金の適用は東京オリンピック開会式に先立つ7月19日から閉会式翌日の8月9日、パラリンピック開会式当日の8月24日から閉会式当日の9月5日までの計35日間。夜間を5割引きとする一方、昼間は物流関係車両やタクシーなどを除いて1000円上乗せすることで、交通量の平準化を図る計画。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて大会が1年先送りされたのを受け、変動料金制導入もそのまま1年延期となった。
(藤原秀行)