ANACargoが予定発表、那覇空港の貨物取扱実績はゼロが続く
ANACargoはこのほど、8月分の国際線貨物定期便の運航計画を公表した。
この中で沖縄線に関し、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を考慮し、引き続き運休する方針を決定。那覇空港を起点としてアジアの主要都市との間で航空貨物輸送網を展開する「沖縄貨物ハブネットワーク」は3月末からの機能停止が解消されず続くことが確定した。
沖縄地区税関によると、那覇空港の貨物取扱実績は貨物定期便の運休が響き、6月は2カ月続けてのゼロとなる異常事態が続いている。貨物の取り扱いが本格的に回復するのは早くても9月以降にずれ込みそうだ。
(藤原秀行)