エコドライブ励行、ドライバーが高齢者見守りや道路の異常情報提供も
西濃運輸は8月5日、滋賀県と7月31日付で地域の安全・安心や環境保全などに関する包括的連携協定を締結したと発表した。
協定は滋賀県内のCO2排出量抑制に貢献するためエコドライブを励行することや、ドライバーが高齢者の見守り活動や道路の異常箇所発見時の情報提供に協力することなどを盛り込んでいる。他にも女性の活躍促進、スポーツ振興などに関して協力する方針も打ち出している。
滋賀県庁で行われた協定締結式で滋賀県の三日月大造知事は「ハイブリッド車両の導入など、環境に優しい物流を推進されている西濃運輸と一緒にCO2ネットゼロをはじめとする取り組みを行っていけることを大変力強く感じている」とあいさつ。西濃運輸の小寺康久社長は「当社の資源を最大限に活用し、CO2排出量削減につながる取り組みを行うことで、滋賀県の一層の活性化、県民サービスの向上に貢献していく」と決意を述べた。
8月1日には連携協定に基づく取り組みの第1弾として、西濃運輸の滋賀支店にCO2排出低減が可能な大型ハイブリッドトラック2台を導入した。
締結式に臨んだ小寺社長(左)と三日月知事
納車された大型ハイブリッドトラック(いずれも西濃運輸提供)
(藤原秀行)