NTTコムと三井物産流通HD、サプライチェーンのDX化へブロックチェーンやIoT活用で連携

NTTコムと三井物産流通HD、サプライチェーンのDX化へブロックチェーンやIoT活用で連携

今秋から実証実験展開へ

NTTコミュニケーションズと三井物産流通ホールディングス(HD)は8月17日、サプライチェーンのDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するため、ブロックチェーンやIoT(モノのインターネット)といった先進技術を活用する実証実験を今秋から共同で実施すると発表した。

メーカーから運送会社、倉庫、納入先へと至る一連の過程で商品や物の流れをリアルタイムで把握、管理できる「サプライチェーン情報基盤」と、企業間の取引で請求書などをデジタル化する「コネクティッドバリューチェーン実現基盤」を確立。双方を連携させ、サプライチェーンの運営最適化につなげていきたい考え。

両社は実証実験の成果を踏まえ、さまざまな業界のサプライチェーンを対象にDX化を事業化していくことを目指している。

三井物産流通HDは今年6月、三井物産グループで流通事業に携わっている三井食品、ベンダーサービス、リテールシステムサービス、物産ロジスティクスソリューションズの4社を傘下に収める中間持ち株会社として発足した。


DX化のイメージ(両社プレスリリースより引用)※クリックで拡大

(藤原秀行)

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