業界団体が提携で調印、技術の国際標準化などで講演も
経済産業省は10月5日、中国政府の工業信息化部と共同で「第1回自動運転に関する日中官民合同セミナー」を同月12日に東京・台場のホテルで開催すると発表した。自動運転の分野で交流と協力を強化するのが狙い。
セミナーには日中双方から約150人が参加予定。日本自動車工業会と中国汽車工業会が提携の覚書に調印するほか、自動運転に不可欠な高精度の地図「ダイナミックマップ」や情報セキュリティー、技術の国際標準化や開発に向けた工程表などをテーマに関係者が講演する。
日中両国は今年5月の政府間合意に基づき、セミナーを2018年中に開く方向で準備を進めていた。
（藤原秀行）
