6・1万平方メートル、21年7月完成予定
日本GLPは9月2日、茨城県常総市で開発を進めている物流施設「GLP常総」に関し、入居企業1社がフロア全体を賃借する1棟借りが決定したと発表した。当初は最大6テナントが利用できるマルチテナント型物流施設として設計していた。
入居企業の詳細は開示していない。同施設は地上3階建て、延べ床面積は約6万1000平方メートルを計画しており、完成は2021年7月を見込む。
都心からの距離が約40キロメートル、常磐自動車道経由で約1時間圏内に位置。常磐自動車道の谷和原ICから約4・5キロメートル。
保管・作業効率向上のため、1階の天井高を6・5メートルと標準的な施設より1メートル高くして荷積み・荷降ろしのスペースを十分に確保。トラックバースに出幅5・5メートルのひさしを設置して雨天時でも作業しやすい環境を整備する。眺望の良いカフェテリアに加え、敷地内に憩いの場となる築山も設ける予定。
「GLP常総」の完成イメージ(日本GLPプレスリリースより引用)
(藤原秀行)