キリングループロジスティクス、堺市に700坪の新倉庫確保

キリングループロジスティクス、堺市に700坪の新倉庫確保

丸全昭和運輸の施設活用、キリンビバレッジの商品取り扱い

キリングループロジスティクス(KGL)は9月15日、大阪府堺市内に新たな物流拠点を設置、同1日に稼働を開始したと発表した。

新拠点「KGL西日本支社物流管理部尼崎支店堺出張所」は、丸全昭和運輸が利用しているマルチテナント型物流施設「LF堺」の堺第二倉庫内の一角に開設。東部ネットワークと寄託契約を結んでいる。倉庫の床面積は約700坪。KGLは新拠点を活用し、キリンビバレッジの製品を年間300万ケース出荷する計画。

近隣のKGL拠点が狭隘化してきたのに伴い、堺市に新拠点を構えることで使用する車両を減らし、トラックドライバー不足に対応する狙いがある。

LF堺は伊藤忠商事が開発した「アイミッションズパーク堺」を、米不動産サービス大手クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド傘下のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント(東京)が特定目的会社を通じ、2018年8月に取得、名称を変更した。


「LF堺」の外観(KGLプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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