センコーGHD、19年度に冷凍冷蔵物流拠点3カ所開設へ

センコーGHD、19年度に冷凍冷蔵物流拠点3カ所開設へ

ファッションも千葉・印西で新たに展開

センコーグループホールディングス(GHD)は5月14日、2018年度(19年3月期)決算の説明会資料を公表した。

この中で、19年度(20年3月期)の物流事業における取り組みとして、冷凍冷蔵やファッション関連の物流拡大を挙げ、基盤となる物流施設の開発を進める姿勢を明確に示した。

冷凍冷蔵物流に関しては、18年度の売上高が前年度比1割増の571億円に達し、19年度はさらに5%増の601億円に到達するとの見通しを明らかにした。16年度から3年間で約130億円積み増すとみている。

18年度にグループのランテック拠点として大阪や埼玉、神奈川の3カ所で新たに稼働させ、福岡の既存拠点は増床。19年度も埼玉県川島町で「関越支店センター」(延べ床面積3300平方メートル)、兵庫県西宮市で「関西支店センター」(3万平方メートル)、北九州市で「門司支店センター」(1万3800平方メートル)をそれぞれ開設する予定だ。


「門司支店センター」のイメージ(センコーGHD資料より引用)

一方、ファッション物流も18年度の売上高が前年度比4%増の461億円から19年度はさらに489億円まで拡大すると予想。16年度以降の3年間で約60億円伸長すると予想している。

拠点は18年5月に千葉県流山市で、大和ハウス工業開発の大型施設「DLP流山Ⅰ」の中に約3万6000平方メートルを確保し「流山ロジスティクスセンター」をオープン。19年度はグッドマンジャパン開発の大型施設「グッドマンビジネスパークノース」(千葉県印西市)の5万1000平方メートルを賃借し「印西ロジスティクスセンター」を4月に開設済み。

印西ではピースソーターを2基導入。1基当たりのシュート数は158で、出荷先(店舗)別に高速仕分けを行っている。自動搬送機(AGV)は30台投入し、スマートフォンを倉庫内管理システム端末として活用、操作性や視認性を高めている。

九州~関西で新たなRORO船定期航路開設へ

両分野以外でも、流通向けに今年10月に大分市で「大分PDセンター」(1万6200平方メートル)、20年3月に兵庫県尼崎市で「尼崎PDセンター」(4万3600平方メートル)をそれぞれ稼働させる。前者は医療品や原料、雑貨などを、後者は医薬・雑貨品や電子機器などを取り扱う見込み。

国内の軽貨物運送は22年度末に3000台体制を目指す。将来は特定エリアでのBtoC配送への参入を視野に入れている。

このほか、RORO船を用いた海上輸送強化・拡大を図るため、九州~関西間(大阪―大分―綱島)で新たな定期航路を開設、年間40万トンを輸送したい考えだ。

海外に関しては、今年9月にタイ・バンコクで2万2000平方メートルのコールドチェーン物流を担う「M-SENKO物流センター」を立ち上げるなど、引き続き規模拡大にトライする。

(藤原秀行)

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