SAPの基幹システムと連携、会計処理迅速化や輸送費把握も可能に
Hacobuは10月2日、荷主企業や3PL事業者など向けのオンライン配送案件管理サービス「MOVO Vista(ムーボ・ヴィスタ)」の提供を始めたと発表した。
荷主と元請企業、協力運送会社がオンライン上で実行業務の情報を共有。輸配送に関する進捗状況などが可視化されるため、Hacobuは業務の効率化や在庫削減などの効果が見込めると説明している。
SAP社の基幹システム「S/4HANA」と連携し、会計処理の迅速化と輸送費の的確な把握を実現できる見込み。Hacobuは運送事業者の旧態依然とした業務の象徴にもなっているファクスや電話からの脱却を後押しし、テレワークの普及にも貢献できるとみている。
今後は配送指示書・請求書の自動生成や求貨求車情報のオープン化などの機能を順次装備していく構想だ。
「MOVO Vista」の画面イメージ(Hacobu提供)※クリックで拡大
(藤原秀行)