EC注文商品を店舗から配送可能に、欠品回避などの効果も期待
クラウド型在庫管理ソフト「ロジクラ」を提供するロジクラ(東京都新宿区西新宿)は10月15日、同じくクラウドベースで利用可能な店舗のPOS(販売時点情報管理)システム「スマレジ」を手掛けるスマレジ(大阪市中央区)とAPI連携を開始したと発表した。
システム連携により、ユーザーはECで受け付けた注文を店舗から配送することが可能となるほか、スマレジで管理している店舗の在庫をロジクラの管理画面からも確認できるため、店舗スタッフの在庫管理の手間軽減や欠品回避につなげられると見込む。
両社は「システムの違いなどで統合できなかった在庫情報を一元化することで、売れ行きに合わせて在庫をコントロールし、『最小の在庫で最大限の販売機会を創る』ことが可能になる」とメリットを強調している。
(藤原秀行)