延べ床面積5400平方メートル、街づくり型開発推進
三井不動産は11月2日、千葉県船橋市で開発を進めている物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」内に誘致するスケートリンクが12月13日にオープンすると発表した。同社が手掛ける物流施設では初の試み。
同施設は周辺住民らにも配慮した街づくり型開発として進めており、スケートリンク導入もその一環。気軽にアイススケートを楽しめる環境を整え、地域活性化やスポーツ振興への貢献を目指す。
スケートリンクは「三井不動産アイスパーク船橋」と名付け、運営はスケートリンクの企画・設計・施工などを手掛けるパティネレジャー(東京都豊島区巣鴨)が担う。延べ床面積は5447平方メートルで、国際スケート連盟基準準拠のAリンク(60メートル×30メートル)と練習場としての機能を持つBリンク(24メートル×38メートル)の2面で構成し、通年営業する。
来春に「MFフィギュアスケートアカデミー」を開校、国際大会で活躍できる選手の育成を行うアスリートコースと生涯スポーツとしての愛好者への技術向上や環境支援を目的とするライフコースの2コースを展開し、多様な年齢層を受け入れる方針。
スケートリンクの完成イメージ(三井不動産提供)※クリックで拡大
(藤原秀行)